冷え性改善にはホットヨガ!血行不良から治して、体を温めよう!
冷え性ってツラいですよね。冷え性は不妊の原因や生理不順、肌荒れ、足が冷えて眠れ
ない、など、冷え性は万病の元と言われるほど数々のトラブルの原因です。
ではどうして冷え性になってしまうのかと言うと、血行不良が原因と言われています。
もし、現在、冷え性の悩みと併発して
- 肩こり
- 腰痛
- 足や顔のむくみ
- 猫背やO脚などの不良姿勢
- 不妊、生理不順
- 土偶体型や二の腕太りなどの部分太り
と言った悩みがある場合、血行不良が起きている可能性が高いです。
血行不良が起こる3つの大きな要因
血行不良が起こる理由はいくつもありますが、その中でも
1.不良姿勢による血管の圧迫
2.自律神経の乱れによる血行不良
3.運動不足による血行不良
の3つが、血行不良の大きな原因と考えられています。
1.体の歪みによる血管の圧迫
血液は身体中を巡っています。太いものから細いものがあり、一番細い血管は髪の毛の4分の1の太さしかありません。この細い血管には毛細血管と言う名前がついています。
太さが4分の1の管に血液が流れているイメージをしてください。
水ですら流すことが困難な細い管の中を、ミルクのようにとろりとした液体である血液が巡り、全身に栄養を届けています。
このように毛細血管はとても細く、血液には粘度が多少あるため、少しの刺激、ごみの蓄積により詰まってしまいます。
例えば手で肌の上から血管を圧迫するだけで、血液の流れは悪くなります。姿勢が悪い状態、猫背、O脚、反り腰などは、肩、足、腰の部位を流れる血管を手で圧迫して止めているのと似た状態が起きています。
だから、体の歪みは血液が滞り、冷え性を生みます。
2.自律神経の乱れは、血流を悪くする
2番目の原因は自律神経の乱れから来る血行不良です。
自律神経は簡単に行ってしまえば体の新陳代謝を司っています。血液も自律神経の働きによって全身を巡っているため、自律神経が乱れると、血液が隅々まで届かなくなります。
3.運動不足による毛細血管の退行
3番目の冷え性の原因は毛細血管の退行です。
何らかの原因で、血行不良が続き、毛細血管の隅々まで血が行き届かなくなると、流れる血液の量の減った毛細血管はどんどん細くなっていき、しまいには閉じてしまいます。
体の細胞は血液にのってやってくる栄養を利用して、代謝を行いエネルギーや熱を生んでいます。
毛細血管が閉じてしまったということは、こういった代謝が行えなくなることを意味し、その結果手足が冷え切ってしまうような冷え性になります。
冷え性を改善する最適な方法はホットヨガ?
では血流を良くするために何をすればいいの? と迷うかと思います。
1.の体の歪みを治すには、筋力アップのための筋トレや整体
2.の自律神経の乱れを整えるためには、腹式呼吸や運動
3.の毛細血管の退行に対しては有酸素運動で血流を良くし、ストレッチやマッサージで血管を刺激する
などが考えられます
つまり、筋トレや整体を行い、腹式呼吸を心がけながら有酸素運動をして、最後にストレッチをすれば、冷え性は改善します。
……いくら冷え性が改善するとはいえ、複数の方法を行うのは大変ですよね? そんな人にオススメしたいのが、ホットヨガです。
ホットヨガには自力整体の要素、有酸素運動の要素、腹式呼吸の要素、ストレッチの要素、筋トレの要素(インナーマッスル)のすべてが含まれています。
1回のヨガで冷え性を改善するのは難しいですが、ホットヨガを行ったあとの爽快感は1回で分かります。
肩こりが軽減したり、体が軽くなった感覚があれば、血行促進によるデトックスの効果があったということなので、続けていくと体質の変化が期待できます。
冷え性さんがホットヨガを行う上で気をつけたいこと
冷え性さんがホットヨガをする際に気をつけてほしいのは「疲れすぎないこと」です。
疲れるような激しい運動は筋肉の疲労を生み、血中に老廃物を沢山作ります。
この老廃物は放っておくと筋肉を硬くし、血行をよくするつもりが、逆に血行を悪くする原因になってしまいます。
運動後手足に倦怠感があるようでしたら、入念にストレッチやマッサージを行い、患部を刺激して、老廃物を流すことで、筋肉が硬くなるのを防げます。
また、冷え性さんの中には生まれつき心臓が弱いために、血液循環が上手く出来ない人がいます。
ホットヨガはゆったりとした運動なので、こういった体の弱い人や体力に自信がない人にもオススメできますが、自分との調子の兼ね合いを考えて、ツラくなったら休むということを考えてください。
ホットヨガのレッスンではインストラクターさんが疲れたら休むようにアナウンスしてくれます。無理せず、休んでください。体を刺激したあと、リラックスすると血流はとても良くなるので、休むことも大切なんですよ。